全国各地で開催されているポータブルオーディオの試聴・体験イベント『ポタフェス』。名古屋会場として中日ホールが選ばれました。
名古屋会場となった中日ホールでは、最新のイヤホン・ヘッドホン、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)など、国内外のブランドが一堂に集結。来場者は自由に製品を試聴し、メーカー担当者との交流を通して“音の違い”を体感しました。
開放感のあるホール空間に加え、アクセス抜群の栄駅直結という立地が、多くのオーディオファンを惹きつけ、延べ千人が来場する盛況なイベントとなりました。
メイン展示会場となった中日ホールは、ホワイエと一体的に使用し、来場者が自然に行き来できる導線を丁寧に設計しました。会場入口からホール内へと続くアプローチには、ゆとりのある通路幅を確保。初めて訪れる方でも迷うことなく展示エリアへアクセスできるよう、視認性やサイン計画にも配慮しています。
平土間構造を活かし、各ブースを整然と配置しながらも、来場者が立ち止まり、製品やサービスをじっくり体験し、担当者との会話を楽しめる余裕のある空間を確保。ホワイエとの連続性によって、展示と交流がシームレスにつながる、開放感あふれるイベント空間を実現しました。
実際の来場者からも「音が良い」との声が多く寄せられており、空間全体を包み込むような心地よいサウンドが、イベントの印象をより豊かにしています。
中日ホールの大型エントランスを活かし、ホワイエとホール間のスムーズな行き来を実現しました。複数の扉を全開放できる構造により、来場者の入退場が滞ることなく、常に快適な流れを維持。視認性の高い入口サインと広い通路幅が、初来場者にも分かりやすい導線をつくり、イベント全体の印象を引き立てました。
ホールとホワイエを一体化した展示構成とも相まって、開放的で活気ある空間運営が実現しました。
前日からカンファレンスのRoom6・Room7を荷物置き場としてご利用いただき、出展機材や備品の事前搬入をスムーズに実施されました。イベント当日も同室を引き続き荷物部屋として運用し、ホール内は展示・試聴スペースとして広く活用。中日ホールの平土間構造を活かしたレイアウトにより、来場者の導線を確保しながら、各ブランドの展示・体験ブースが効率的に配置されました。バックヤード機能を分離したことで、運営面の安全性と会場内の快適性を両立した運営が実現しました。
会場内では、各ブランドが最新のイヤホンやヘッドホンを展示し、来場者が自由に試聴できるブースを多数設置。一つひとつの席では、来場者が音質の違いを丁寧に確かめながら、真剣な表情で聴き比べを行っていました。専門スタッフとの技術的なやり取りも多く見られ、音への関心と探究心が交差する空間に。
会場全体には、音を「体験し、選ぶ」ことを楽しむ人々の熱気が満ちていました。